Category [3人目の赤ちゃん ] 記事一覧
退院後検診

今日は検診の日だった。
傷口も子宮を取ったお腹の中も順調に回復してる。
退院後から血尿が続いてて、取りあえず止血剤と抗生物質を飲んで様子見。
また一年後に検診。
ーーーーーーーーーー
21日前の8月29日、15時30分、手術台に乗る前までは、お腹の中に夢が居た事が嘘のよう。
手術後は鬱々しながらベットに横たわり、産科病棟は新生児や妊婦さんが目に入って辛いだろうと、病院側の配慮で途中から婦人科の個室に移動。
最上階の個室は、少し気分を明るくしてくれた。
窓の外に見える、鳥屋野潟公園の様子が楽しかった。
雨の日は静かに。
晴れた日は散歩する人や、親子で遊ぶ様子が癒してくれた。
朝の景色も、夜の夜景もキレイだったの。
今日はその鳥屋野潟公園から、病室を眺めて見た。
なんだか不思議な気分。
夢がお腹にいたときの幸せな時には戻れないし
手術台に乗った辛い時にも、手術後の辛い時にも戻れない。
あの最上階の病室にも戻れない。
幸せな時にも、辛い時にも、過ぎた時間には戻れないんだよね。
どんどん時は過ぎて行く訳だけど、どうせ同じ時間の経過を生きるなら、鬱々しながら過ごすより、少しでも笑って過ごしたいよね。
かぁ~ちゃん……家族が笑って生きることが、愛心と夢が喜んでくれることなのかなと思う。
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1週間
7日に退院の予定だったけど、前日の退院診察で主治医の先生が
「問題無かったら今日帰る?」と聞いてくれたので
「帰ります!!!帰ります!!!」と二つ返事で応答。
たけるんの風邪が長引いて、心配している事を知っていて配慮してくれたんだは!
先生素敵!
6日に退院して一週間。
たけるんの風邪はすっかり良くなって、朝は反ベソかきながら登園するけど、行ったら行ったで楽しく保育園生活をエンジョイしている様子。
やっぱりね、“母”の力は偉大なようで、誰も寄せ付けなかったようだけど
かぁ~ちゃんが帰ってきたら、身の回りのお世話を大人しくさせてくれるたけるん。
とぉ~ちゃんも、じーじもばーばーもお疲れさまでした。
__________________________
夢を亡くした事をなかなか受け入れられないけど
でもね、開腹したお腹の中の子宮の写真を見ながら、先生からの説明を聞いたり
とぉ~ちゃんから、摘出された子宮を目の前に手術の様子を聞いた話などを聞くと
『仕方なかった』
『(かぁ~ちゃんの)命を助けてもらった』
と、つくずく思うの。
先生が「二十数年医者をやってるけど、こんなに薄い子宮の壁は初めて。」
と、仰るほどの薄さだった。
開腹してまず大変だったのが、子宮が、お腹や膀胱に癒着して、開腹してもすぐに子宮が出て来なかった事。
癒着を取り除くのに、30分掛った。
もし子宮破裂を起こし、一分一秒争う手術の時に癒着を取り除いてたら、確実にかぁ~ちゃんは死んでた。
先生が、子宮の壁の薄さを確認しようと子宮を持ったら、子宮に指がズボット入ってしまって、そこから胎盤が飛び出してきた。
子宮の壁は思ったよりも薄くて、紙一枚の薄さどころではなく、オブラートのようだった。
手術の日が遅かったら危険だった。
開腹して分かった事。
癒着胎盤で大量出血するので、子宮全摘出は避けられなかった。
手術中の写真を見ると、問題無い所は普通に肌色なんだけど、壁の薄い所は中が透けて見えるのか青っぽく見えるの。
とぉ~ちゃんの話だと、問題無い所は筋肉が厚いから弾力があるけど、壁の薄い所は本当にペラペラだったと言ってた。
・・・・・・・・・・・・もうねぇーーーー
こうやって、先生からの説明を反復しながら『仕方なかった』と思うしかないんだよね。
そう思いながらも、退院してから見た夢は
どうしても赤ちゃん欲しいから体外受精する!と言うかぁ~ちゃんに
どこからともなく
『もう子宮が無いから無理だよ』と言う声が聞こえてくるの。
同じ夢を2回見たは。
子宮有る無しに係わらず、年齢的にももう出産は無理だから諦めるしかないんだけどね。
色々な思いが巡っている中、こんなニュースがテレビから流れてきた。
『さいたま市西区の自宅で8月、当時1歳8カ月の女児を18時間にわたって放置し死なせたとして、埼玉県警捜査1課は12日、保護責任者遺棄致死の疑いで、同区三橋のアルバイト店員石塚香織容疑者(22)を逮捕した。
逮捕容疑は8月10日午前11時ごろから11日午前5時ごろにかけ、空調設備のない自宅に長女凜愛ちゃんを放置して死なせた疑い。石塚容疑者はその間、カラオケ店や飲食店で働き不在だったという。
熊谷地方気象台によると、さいたま市では8月10日、最高気温37・7度を記録し今夏一番の暑さだった。』
ですって。
子どもを授かりたいと願う所に授からず、簡単に死なせてしまう所に授かる。
赤ちゃん、かぁ~ちゃんの所に来てくれたら良かったのに・・・・・
_______________________
まぁ~なんだか、取りとめのない事を書いたけど
とにかく色々な人にお世話になりました。
分かりやすく説明してくれて、少しの疑問にでも答えてくれて、話しかけやすかった主治医の先生2人。
眠れない夜に話し相手になってくれたり、一緒に泣いてくれた看護師さん達。
本当にありがとうございました。
「問題無かったら今日帰る?」と聞いてくれたので
「帰ります!!!帰ります!!!」と二つ返事で応答。
たけるんの風邪が長引いて、心配している事を知っていて配慮してくれたんだは!
先生素敵!
6日に退院して一週間。
たけるんの風邪はすっかり良くなって、朝は反ベソかきながら登園するけど、行ったら行ったで楽しく保育園生活をエンジョイしている様子。
やっぱりね、“母”の力は偉大なようで、誰も寄せ付けなかったようだけど
かぁ~ちゃんが帰ってきたら、身の回りのお世話を大人しくさせてくれるたけるん。
とぉ~ちゃんも、じーじもばーばーもお疲れさまでした。
__________________________
夢を亡くした事をなかなか受け入れられないけど
でもね、開腹したお腹の中の子宮の写真を見ながら、先生からの説明を聞いたり
とぉ~ちゃんから、摘出された子宮を目の前に手術の様子を聞いた話などを聞くと
『仕方なかった』
『(かぁ~ちゃんの)命を助けてもらった』
と、つくずく思うの。
先生が「二十数年医者をやってるけど、こんなに薄い子宮の壁は初めて。」
と、仰るほどの薄さだった。
開腹してまず大変だったのが、子宮が、お腹や膀胱に癒着して、開腹してもすぐに子宮が出て来なかった事。
癒着を取り除くのに、30分掛った。
もし子宮破裂を起こし、一分一秒争う手術の時に癒着を取り除いてたら、確実にかぁ~ちゃんは死んでた。
先生が、子宮の壁の薄さを確認しようと子宮を持ったら、子宮に指がズボット入ってしまって、そこから胎盤が飛び出してきた。
子宮の壁は思ったよりも薄くて、紙一枚の薄さどころではなく、オブラートのようだった。
手術の日が遅かったら危険だった。
開腹して分かった事。
癒着胎盤で大量出血するので、子宮全摘出は避けられなかった。
手術中の写真を見ると、問題無い所は普通に肌色なんだけど、壁の薄い所は中が透けて見えるのか青っぽく見えるの。
とぉ~ちゃんの話だと、問題無い所は筋肉が厚いから弾力があるけど、壁の薄い所は本当にペラペラだったと言ってた。
・・・・・・・・・・・・もうねぇーーーー
こうやって、先生からの説明を反復しながら『仕方なかった』と思うしかないんだよね。
そう思いながらも、退院してから見た夢は
どうしても赤ちゃん欲しいから体外受精する!と言うかぁ~ちゃんに
どこからともなく
『もう子宮が無いから無理だよ』と言う声が聞こえてくるの。
同じ夢を2回見たは。
子宮有る無しに係わらず、年齢的にももう出産は無理だから諦めるしかないんだけどね。
色々な思いが巡っている中、こんなニュースがテレビから流れてきた。
『さいたま市西区の自宅で8月、当時1歳8カ月の女児を18時間にわたって放置し死なせたとして、埼玉県警捜査1課は12日、保護責任者遺棄致死の疑いで、同区三橋のアルバイト店員石塚香織容疑者(22)を逮捕した。
逮捕容疑は8月10日午前11時ごろから11日午前5時ごろにかけ、空調設備のない自宅に長女凜愛ちゃんを放置して死なせた疑い。石塚容疑者はその間、カラオケ店や飲食店で働き不在だったという。
熊谷地方気象台によると、さいたま市では8月10日、最高気温37・7度を記録し今夏一番の暑さだった。』
ですって。
子どもを授かりたいと願う所に授からず、簡単に死なせてしまう所に授かる。
赤ちゃん、かぁ~ちゃんの所に来てくれたら良かったのに・・・・・
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まぁ~なんだか、取りとめのない事を書いたけど
とにかく色々な人にお世話になりました。
分かりやすく説明してくれて、少しの疑問にでも答えてくれて、話しかけやすかった主治医の先生2人。
眠れない夜に話し相手になってくれたり、一緒に泣いてくれた看護師さん達。
本当にありがとうございました。
小さな女の子

手術からバタバタと日が経ちました。
生まれてきてくれた赤ちゃんは、144g、19cmの本当に小さな小さな女の子でした。
看護師さんが手形と足形をとってくれていました。
小さいのに、おててもあんよもお口もお鼻もしっかりしていました。
口と鼻の辺りがたけるんそっくりで、親バカだけど、成長したら絶対に可愛い女の子に育ってたのかなと思います………ホント親バカ!!
名前は夢ちゃんにしました。
とぉ~ちゃんと、かぁ~ちゃんの夢がたくさん詰まった娘でした。
昨日は外出許可をもらって、夢の火葬をしてきました。
心配していたお骨は、小さくて細いお骨が数個残っただけだけど、自宅に連れて帰れてホッとしました。
自宅に帰ると、数日前に39度4分の熱を出したたけるんが、青白い顔をしてグッタリしているので、心配で悲しんでいる暇もありません。
一緒に添い寝してあげると、ギュッとくっついてきて可愛いの。
とぉ~ちゃんの話だと、何をするにも『い~のっ!い~のっ!』『ダメ!ダメ!』で、誰も寄せ付けない日が続いていたらしく、添い寝してるのが信じられないと言っていました。
急に環境が変わって、訳も分からずかぁ~ちゃんは居なくなるしで、たけるんを疲れさせて寂しい思いをさせたんだなぁ~と思うと切ないです。
入院生活もあとわずか、7日には退院です。
安静期間はあるけど、早く回復して、たけるんとまた出掛けるぞ!
17週5日 5カ月 手術の日
目が覚めたらAM4:00すぎ。
寝たのか寝てないのか………
今日は午後から手術。
不思議と、まだ穏やかな気持ち。
まだお腹の中に赤ちゃんがいてくれるからね。
明日の今頃は喪失感でいっぱいだろうな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の夜、とぉ~ちゃんが仕事帰りに病室に寄ってくれた。
7、8月は色々あったね。
赤ちゃん抱っこしたかったよね。
妊娠分かった時、嬉しかったよね。
もう一回、母乳育児したかったな。
前の先生が、3回目の妊娠は危険と教えてくれたら良かったのにね。
でもその時は『大丈夫の判断だったと思う』って、今の主治医の先生言ってたよ。
妊娠する前に、妊娠可能か相談すれば良かったかな。
前の先生『次の妊娠を考えるなら、お腹の中で赤ちゃんが育ちにくいタイプなのかもしれない。治療(妊娠してからの治療)が必要になるかもしれないから、担当の先生に相談して下さい』って言ってたよ。それって、妊娠可能って事でしょ。
最初に早剥してるから、リスクはあると思ったけど、まさかこんなことで元気な赤ちゃんを取り出すとは思わなかったよ。
子宮の壁の薄い所を縫って、妊娠継続出来ないのかな。
そんな医療は、現在ありませんって言ってたよ。
今の医療で助けられないのかぁ~……
仕方ないよね………
でも、赤ちゃん欲しかったよね。
って、この間から同じ会話の繰り返し。
とぉ~ちゃんも、かぁ~ちゃんも、頭では『仕方ない。諦めなきゃ』って分かってるの。
でもね、気持ちがついていかないんだよね。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
愛心も、お腹の中の赤ちゃんも、今の医療では助けられない。
でも、かぁ~ちゃん思ったの。
愛心の早剥の時、かぁ~ちゃんも死んでもおかしくない状況だったのに、医療で助けてもらった。
愛心も、4日間だったけど生きる事が出来た。
看護師さんが『この状態で奇跡』と言ってた。
そのお陰で、温かい愛心を抱っこする事が出来たし、次にたけるんを授かる事が出来た。
たけるんも、最終的には子宮破裂寸前で助けてもらった。
今の先生が、たけるんの時の資料取り寄せて、帝王切開直後の子宮の写真を見て『本当に子宮破裂寸前だっんだね。相当厳しい状態』って、言ってたからね。
子宮破裂してたら、かぁ~ちゃんも、たけるんも死んでた。
今回も、今の医療がなければ、かぁ~ちゃん死んでるよね。
今日の手術が無事に終れば、またたけるんの元に帰れる。
とぉ~ちゃんと3人、いつもと変わらない生活に戻れる。
こんなに医療に助けられてるよ。
たけるんを授かれた事が奇跡。感謝。
愛心と、お腹の中の赤ちゃんが、とぉ~ちゃんと、かぁ~ちゃんを選んで来てくれたお陰で、短い間だったけど、色々な事を考えさせてくれる機会を与えてくれたことに感謝。
寝たのか寝てないのか………
今日は午後から手術。
不思議と、まだ穏やかな気持ち。
まだお腹の中に赤ちゃんがいてくれるからね。
明日の今頃は喪失感でいっぱいだろうな。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日の夜、とぉ~ちゃんが仕事帰りに病室に寄ってくれた。
7、8月は色々あったね。
赤ちゃん抱っこしたかったよね。
妊娠分かった時、嬉しかったよね。
もう一回、母乳育児したかったな。
前の先生が、3回目の妊娠は危険と教えてくれたら良かったのにね。
でもその時は『大丈夫の判断だったと思う』って、今の主治医の先生言ってたよ。
妊娠する前に、妊娠可能か相談すれば良かったかな。
前の先生『次の妊娠を考えるなら、お腹の中で赤ちゃんが育ちにくいタイプなのかもしれない。治療(妊娠してからの治療)が必要になるかもしれないから、担当の先生に相談して下さい』って言ってたよ。それって、妊娠可能って事でしょ。
最初に早剥してるから、リスクはあると思ったけど、まさかこんなことで元気な赤ちゃんを取り出すとは思わなかったよ。
子宮の壁の薄い所を縫って、妊娠継続出来ないのかな。
そんな医療は、現在ありませんって言ってたよ。
今の医療で助けられないのかぁ~……
仕方ないよね………
でも、赤ちゃん欲しかったよね。
って、この間から同じ会話の繰り返し。
とぉ~ちゃんも、かぁ~ちゃんも、頭では『仕方ない。諦めなきゃ』って分かってるの。
でもね、気持ちがついていかないんだよね。
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愛心も、お腹の中の赤ちゃんも、今の医療では助けられない。
でも、かぁ~ちゃん思ったの。
愛心の早剥の時、かぁ~ちゃんも死んでもおかしくない状況だったのに、医療で助けてもらった。
愛心も、4日間だったけど生きる事が出来た。
看護師さんが『この状態で奇跡』と言ってた。
そのお陰で、温かい愛心を抱っこする事が出来たし、次にたけるんを授かる事が出来た。
たけるんも、最終的には子宮破裂寸前で助けてもらった。
今の先生が、たけるんの時の資料取り寄せて、帝王切開直後の子宮の写真を見て『本当に子宮破裂寸前だっんだね。相当厳しい状態』って、言ってたからね。
子宮破裂してたら、かぁ~ちゃんも、たけるんも死んでた。
今回も、今の医療がなければ、かぁ~ちゃん死んでるよね。
今日の手術が無事に終れば、またたけるんの元に帰れる。
とぉ~ちゃんと3人、いつもと変わらない生活に戻れる。
こんなに医療に助けられてるよ。
たけるんを授かれた事が奇跡。感謝。
愛心と、お腹の中の赤ちゃんが、とぉ~ちゃんと、かぁ~ちゃんを選んで来てくれたお陰で、短い間だったけど、色々な事を考えさせてくれる機会を与えてくれたことに感謝。
お花

4月までお世話になっていた助産師さんの声が聞きたくなって、昨日、電話して今回の経緯を話したら一緒に泣いてくれた。
お世話になってた時に
もう1人子どもが欲しいんです。
でもどうしよう。
授かったら、また先生のところでお世話になりますね。
なんて会話をしてたの。
今日、キレイなお花を持って、お見舞いに来てくれた。
昨日の電話で一杯泣いたので、今日はあまり泣かずにすんだ。
私がベットに横になって、助産師さんが椅子に座りながら話してると、なんだか以前、たけるんに美味しい母乳を飲ませるために、おっぱいマッサージをしてもらっていた時の事を思い出して、ちょっとおかしかった。
誰も知らない土地に引っ越してきて不安だったけど、育児相談やら、愚痴やら聞いてもらって、とても助けてもらった。
あの時が遠い昔の事のよう。
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